InstagramAPIの始め方
- Instagramアカウントをプロアカウントに切り替える
- Facebookページを作る
- FacebookページとInstagramと連携する
- Facebookアプリを作る
- InstagramAPIを使う際に必要な無期限トークンを取得する
- InstagramAPIを使う際に必要なビジネスアカウントIDを取得する
最終的にAPIを使う際に必要なのは、5の「無期限トークン」と6の「ビジネスアカウントID」です。
ステップ1. Instagramアカウントをプロアカウントに切り替える
まずはInstagramアカウントをプロアカウント(ビジネスアカウントかクリエイターアカウント)に切り替えます。
Instagramアカウントを持っていない人は、まずはアカウント作成から始めてください。
APIの使用にはInstagramアカウントが必須です。
①スマホでInstagramのアプリを開いてプロフィールページを表示
スマホのアプリでInstagramアプリを開いてください。その後、プロフィールページを表示します。

②アカウントの種類とツールを選択

③プロアカウントに切り替えるを選択

④次へを選択

⑤当てはまるカテゴリを選択し、プロアカウントに切り替えるを選択

⑥ビジネるorクリエイターを選択して、「次へ」。
どちらを選んでもAPIは使えますので、ご自身にあった種別をお選びください。

⑦ばつマークで閉じる

⑧プロフェッショナルダッシュボードが表示されていることを確認する

ステップ2. Facebookページを作る
次にFacebookで「ページ」というものを作り、それをInstagramアカウントと連携します。
Facebookのビジネス系の画面は、仕様がころころ変わります。
①パソコンでFacebookを開いてすべて見るをクリック

②ページを選択

③各項目を入力し、facebookページを作成
ページ名とカテゴリが必須項目なので、入力してください。

カテゴリは何か文字を入れると候補が出てきます。
(マーケティングだったら「マ」と入れるなど。使いづらいです…)
その後[作成する]ボタンをクリックし、出てくるいくつかの追加設定をスキップしていくと、下記のページが表示されます。

こちらが表示されたらFacebookページの作成は完了です!
ステップ3. FacebookページとInstagramアカウントと連携する
①ページを管理の設定をクリック
Facebookのページ画面からスタートします。

②画面左の「リンクするアカウント」or「リンク済みのアカウント」を選択。その後、「Instagram」を選択。

③「アカウントをリンク」を選択

④「リンクする」を選択

⑤実行をクリック
[受信箱でInstagramメッセージへのアクセスを許可]というトグルがあります。
InstagramのDMメッセージをFacebook側でもみれていい場合、ONにしてください。
Facebook側は複数人で管理できる(しかもプライベートのアカウント)ので、連携するInstagramのDMを他の人に見られたくない場合はOFFにするといいでしょう。

⑦インスタグラムにログイン
Facebookページと連携したいInstagramアカウントにログインします。

⑦Facebookページを更新すると完了
ログインが終わるとFacebookページに戻ります。
下記のページが出てきたら、設定完了です。
(ページが切り替わらない場合、更新をしてください。)

ステップ4. Facebookアプリを作る
Meta For Developers(旧Facebook開発者ページ)から、Facebookアプリを作ります。
①Meta For Developersにアクセス
まずはMeta For Developersにアクセスします。
②「利用を開始する」を選択

③「次へ」を選択

④「メールアドレスを認証」を選択

⑤「アプリを作成」を選択

⑥アプリ名を入れます

⑦画面最下部の「その他」を選択します

⑧「ビジネス」を選択します
各種APIはビジネスを選ぶことで、利用可能となっております。

⑨アプリ名の入力とビジネスアカウントを選択します。

ビジネスアカウントは、ここまでのステップで作成したものを選んでください。[アプリを作成]ボタンをクリックし、下記のページが出たらアプリの作成は完了です。

ステップ5. アクセストークンを取得する
このステップでAPIに必要となる2つの情報のうち1つ「無期限アクセストークン」を取得します。
無制限アクセストークンの取得前に、期限付きトークンを2回取得する必要があり、計3回の発行がなります。
①グラフAPIエクスプローラーを開く

グラフAPIエクスプローラーを開くと下記のような画面が表示されます。

②右のアクセストークン内にある[アクセス許可]から、許可を追加部分に取りたいアクセス許可を入力していきます。

- instagram_basic
- instagram_manage_comments
- instagram_manage_insights
- instagram_manage_messages
- instagram_content_publish
- business_management
- pages_show_list
- pages_read_engagement
選択できたら緑で表示されます!!👇

③「Grenerate Access Token」ボタンを押す

④アクセストークンの下にある水色の[i]をクリックします。

⑤アクセストークン情報が出てくるので、[アクセストークンツールで開く]をクリックしてください。

アクセストークンデバッガーに遷移します。
アクセストークン情報を見て、有効期限が「約1時間以内」であることを確認してください。

⑥下の方に、[アクセストークンを延長]ボタンがあるので、クリックします。

⑦長期アクセストークンが出てくるので、[デバッグ]を押します。

またアクセストークンデバッガーが開かれるので、アクセストークンの有効期限が「約2ヶ月以内」になっているか確認してください。

⑧下記赤い枠のトークンをコピーします。次のステップで必要になります。

⑨3つ目のアクセストークン(有効期限無制限)を取得する
もう一度グラフAPIエクスプローラーを表示します。

⑩下記赤枠部分に、「me/accounts」と入力して、[送信]を押してください

送信すると、各種アカウント情報が表示されます。
その中の「access_token」が最終アクセストークンです(これを取得するためにずっと頑張ってきました…)。
APIで使用するので、必ずメモをしておきましょう。

ステップ6. ビジネスアカウントIDを取得する
APIに必要な情報のうちの1つ、「ビジネスアカウントID」を取得します。
再度、グラフAPIエクスプローラーを開きます。
①下記画像の赤枠に「me?fields=accounts{instagram_business_account}」と入力し、送信を押してください。

②すると各種情報が表示されるのですが、「instagram_business_account」の下にあるidがビジネスアカウントIDです。

ビジネスアカウントIDも、APIを使用する際に必要な情報ですので、メモしておいてください。